帝国ホテルの人間ドックは軽食券付きで大満足でした

帝国ホテルといえば、国賓も宿泊するほどの日本を代表する高級ホテル。

宿泊や高級レストランのイメージが強いかもしれませんが、実は、帝国ホテルで人間ドックを受けることもできます。

先日、実際に帝国ホテルで人間ドックを受ける機会がありましたので、この経験をご紹介します。

人間ドックは帝国ホテルタワー7Fで受けられます

人間ドックは、帝国ホテルタワー7Fの「内幸町診療所」という人間ドック専門の診療所で受けることができます。

帝国ホテルは、インペリアルタワー診療所というクリニックで主に宿泊者向けの医療サービスも提供していますが、このほかにも上記の診療所で人間ドックのサービスを提供しています。ということで、今回は帝国ホテルで人間ドックを利用させて頂きました。

内幸町診療所が入っているのがこちらの帝国ホテルタワーです。中にはふかふかの絨毯がひかれていて重厚な雰囲気を感じられます。

エレベーターで7Fに上がりますが、さすが帝国ホテル、セキュリティがしっかりしていて気軽に上がらせてはくれません。

エレベーターホールの前にいる警備員の方に人間ドックで来た怪しい者ではありません、的な説明をしてエレベーターホールにつながるドアを開けて頂きます。

ようやく7Fにたどり着くと案内板があります。宿泊者等含む一般外来用の医療サービスは「インペリアルタワー診療所」が、人間ドックは「内幸町診療所」が提供しています。

エレベーターホールから案内板に沿って廊下を進み、内幸町診療所に向かいます。

無事に内幸町診療所にたどり着きました。診療所内は撮影禁止なので写真はここまで。

帝国ホテルの人間ドックのメニュー

さて、内幸町診療所は、人間ドック専門の診療所であり、人間ドックをするうえでたくさんのオプションメニューが提供されています。

全ては掲載しきれないため一例だけ、下の表に掲載します。

家族や親戚などの病歴から心配なメニューを選んで受検できるのは嬉しいですね。ただしMRI関係は結構高いです。人間ドック専門の診療所なので、他の病院などと違って診療所の収入だけで減価償却しなければならないからなのでしょうか。

事前に検査キットが送られてきます

帝国ホテル(内幸町診療所)の人間ドックに申し込むと、案内資料と一緒に以下が郵送されてきます。

• 尿検査キット(1日分)
• 検便キット(2日分)
• 問診票

尿検査キットは、当日朝の初回の中間尿を採取して専用の容器に入れます。病院に着いてから尿を採取する必要がないのはありがたいですね。時短にもなります。

検便キットは2日分入っています。人間ドック当日から前々日、前日、当日の3日のうちの2日分を採取します。便器にシートを敷き、スティックの先端にブツをまとわりつかせて容器の中に入れるタイプです。

問診表には、最近の体調や過去の病歴などをマークシート形式で記入します。

人間ドック当日の流れ

人間ドック当日は、前述のように内幸町診療所に向かい、受付で番号札を取って自分の順番が呼ばれるのを待ちます。

番号を呼ばれると、受付で問診票、尿、便を提出し、健康保険証を提示します。この後、検査着を受け取って更衣室に案内されます。男性用の更衣室は受付のすぐ目の前、女性用更衣室は診療所を出てすぐのところにあります。

男性用更衣室は3部屋に分かれていて、混雑しないように工夫されているのが好印象です。ちなみに、検査着の左腕には番号の書かれたワッペンをつけます。人間ドック中はこの番号で呼ばれます。同じ苗字の方がいてもこれで安心ですね。

着替えが終わるといよいよ人間ドックスタートです。管理人の場合は、以下の順番で回りました。

1. 胸部レントゲン
2. 採血
3. 腹部エコー
4. 心電図
5. 聴力検査
6. 視力
7. 血圧
8. 身長・体重・腹部周り
9. 眼圧・眼底検査
10. 胃部レントゲン(バリウム)
11. 問診

さすが、人間ドック専門の診療所です。対応される方々もテキパキしていてスムーズに検査が進みます。看護師や検査技師、事務の方々もたくさんいらっしゃって案内や検査も丁寧です。

管理人は近視なので、過去に何度も眼圧検査をしたことがあるのですが、緑の点を見てから空気が出るまでいつ空気が出るかどきどきします。こちらの検査技師の方は緑の点が点滅してから空気が出るまでの間がめちゃくちゃ早くてどきどきする暇もないくらいでした。これには感激。

結局、受付スタートから会計まで全部で70分程度で終了しました。管理人も何度か人間ドックを受けましたが、大体2～3時間くらいかかるので、ダントツで一番短時間で終了しました。

なお、時間を待っている間、読書をしている方もチラホラいらっしゃいました。待ち時間は比較的短いので落ち着いて読む時間はないかもしれませんが、待ち時間をもったいないと感じられる方は本を持参されるとよいかもしれません。

人間ドック後は帝国ホテル内で使用できる軽食券を頂けます

会計が終わると、バリウム検査後の注意事項を書いた紙と軽食券を頂けます。

この軽食券が頂けるのも、管理人が今回帝国ホテルで人間ドックを受けた理由の一つです。こちらが帝国ホテル内で使える軽食券。発行日から3カ月間使えるのも良心的です。

軽食券を使えるレストランはこちらです。

1. 讃アプローズ by なだ万
2. パークサイドダイナー
3. ランデブーラウンジ

①讃アプローズ by なだ万

まずは、「讃アプローズ by なだ万」です。

• 場所：帝国ホテル本館中二階
• 利用時間：11:30～14:30
• ジャンル：ジャパニーズダイニング
• 軽食券用メニュー：先付2種(月替わり)＋ざる蕎麦

本館の階段を上がった2階にある和食レストランです。黒を基調とした店内でありながら、通り側の壁が全面ガラス張りなので解放感もあります。落ち着いた雰囲気で接待にもよく利用されるようです。

②パークサイドダイナー

次はパークサイドダイナーです。

• 場所：帝国ホテル本館1階
• 利用時間：9:00～17:00
• ジャンル：オールデイ ダイニング
• 軽食券用メニュー：パンケーキ or ミックスサインドイッチ(11時以降は、野菜カレー or スパゲッティミートソース or アメリカンクラブサンドイッチ) ※コーヒー付

帝国ホテル本館1Fの出入口のすぐ横にあります。通り沿いの壁が全面ガラス張りなので解放感あふれる店内です。

③ランデブーラウンジ・バー

最後はランデブーラウンジ・バーです。

• 場所：帝国ホテル本館1F
• 利用時間：9:00～18:00
• ジャンル：バーラウンジ
• 軽食券用メニュー： アメリカンクラブハウスサンドイッチ ※コーヒー付

こちらはレストランというよりかはロビーの待合ラウンジです。とは言ってもさすが帝国ホテル、めちゃくちゃ広いです。

店員さんも給仕するのが大変そうです。

讃アプローズで蕎麦を頂きました

管理人は、なだ万プロデュースという点に惹かれ、讃アプローズで軽食券を利用することにしました。お店に入って受付の方に軽食券を見せると、あぁ、それね、みたいな感じですんなり中に案内して頂けました。

先付けはおひたしとゴマ豆腐。おひたしがあまりにシャキシャキで、おひたしの常識を覆されました。

こちらがざる蕎麦。さすがなだ万プロデュース、しっかり蕎麦の素材の味がして美味でした。

人間ドックも短時間で済ませることができ、おいしい軽食も頂くことができ大満足でした。

まとめ

この記事では、帝国ホテルで受けられる人間ドックについてご紹介しました。人間ドックの後には帝国ホテル内で使える軽食券も頂けるのでお得感満載です。

もし東京界隈にお住いの方がいらっしゃれば次回の人間ドックにいかがでしょうか。