Audi正規ディーラーに車検に出したらかなり年季の入ったAudi A4 Avantを代車に貸して頂きましたのでこのレビューをご紹介します。
目次
Audi正規ディーラーに車検をお願いしました
管理人の愛車も購入からはや3年。
初回車検の時期がやってきました。
しがない会社員の管理人はお休みが土日しかありません。
車検は当然、土日になるのですが、土日は土日で平日できない雑用やデートで車なしでは過ごせません。
いつもお世話になっているディーラーに相談してみると、無料で貸せる(代車なんだから当たり前じゃね?)代車が1台空いているとのこと。
ありがたい!
安心して管理人は車検をお願いしたのでした。
車検の代車はなんとAudi A4 Avant!でも・・・
車検の当日は、サービスフロントの方と車検メニューについて簡単に打ち合わせた後、車を預ける代わりに代車のキーを頂きました。
対面した代車がこちら。
そう、Audi A4 Avantです。
しかも何と2006年式!
A4 Avantは今の車を買うときにも、その収容力とマトリクスLEDが魅力で候補に入ってた車。
乗ってみたいと思っていたものの、まさか2006年式とは。
正規ディーラーとはいえ、代車にわりとオンボロな車を貸し出された、という話はちらほら聞いていたのですが、Audi神戸でもこの例に漏れないようです。
ガソリン満タン返しは不要。対人対物無制限の保険はあるも車両保険なし。
代車をお借りする前にサービスの方に簡単に代車について説明を受けます。
保険は、対人対物無制限の保険に入っているのでご安心をとのこと。
でもそのあとのセリフにぞっとしました。
「車両保険は入っていませんけどね」
・・・さらっと言いますね。
でもよく考えると車は高年式車。仮に自分の車でも車両保険はつけませんね。
ガソリンの満タン返し不要なのもありがたいです。
貸しし出してもらったときにガソリンの残量は半分を切ってたんですけどね・・・。
13年前のAudi A4 Avantはどんな状態なのか!?
2006年式とはいってもやっぱりA4 Avant。
現行には劣りますが横からのフォルムはやっぱりかっこいいですね。
そしてボディもまだそこそこの輝きを有しています。
でもさすがは2006年式。13年間の経年劣化は相当なものがあります。
ボディは綺麗な状態ですが、ヘッドライトの黄ばみや
ウインドウモールのウロコ状の水垢。
ルーフレールもウロコ状の水垢がびっしり。こ
れが13年間の経年劣化です。
そして気になる走行距離は、1万5千キロオーバー。。
お疲れ様です。
内装もくたびれ感が否めません。そして埃がたまっていて結構汚いです。
気持ちよく使ってもらおうという気持ちはあまりないようです。
二度と代車使いたいとか言うなよ、というディーラーの意思表示だと管理人は理解しました。
ロック解除ボタンもはげ上がっています。
このボタン、そんなに押す機会ありましたっけ?
天井のカバーの垂れ落ちはビスでなんとか持ちこたえさせています。
走行時のフィーリングに時代を感じる
走行のフィーリングとしては、発進時にオートマチックトランスミッションが滑りながら徐々に噛み合ってくる感じに懐かしさを感じます。
アクセルを踏み込んでもそのレスポンスが1~2秒後くらいに返ってくる感じです。
ちなみにこの2006年式のA4 Avantは2.0リッターのエンジンで出力は130psです。
最新のダウンサイズターボなら、同じ排気量でこの倍近くの出力が出ます。
技術の進化ってすげーというのを同じアウディの旧型モデルに乗ることで実感できました。
正規ディーラーといえど代車に期待してはいけません
代車はディーラー各店舗が維持しているため、経費を削るためにあまりお金をかけないというのはよく聞く話です。
Audiの正規ディーラーに車検を出したのは今回が初めてでしたが、Audiといえど、代車にはあまりお金をかけていないということがよくわかりました。
管理人の父親はレクサスユーザーで車検のときには必ず代車を頼んでいますが、代車はヴィッツかアクアと言っていました。
営業が販促活動として、最新型のモデルを顧客貸し出すこともありますが、特に車検の代車ではあまり考えられません。
車検を通すということは、今後2年間はその車に乗り続けるという意思表示でもあります。そんな顧客に対して新しいモデルを貸し出すメリットはお店側にはありませんよね。
ただでレンタカーを貸してもらえる、くらいの認識であまり期待しないのが良いです。