このページでは、管理人が保険ショップ「ほけん選科」を訪れたときにおすすめされた収入保障保険をご紹介しています。
ほけん選科オススメの収入保障保険は、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命のリンククロス(Linkx)でした。
ちなみに管理人がほけん選科を訪れたのは標準生命表改訂後の2018年5月でした。
目次
収入保障保険の相談に行ったきっかけ
管理人は数年前に家を買いました。
しがないサラリーマンなので当然35年ローン地獄です。
住宅資金はフラット35で借りています。
管理人があの世にいった時、住宅ローンが残された家族にのしかかってしまっては死んでも死にきれないので、というか残された家族から死んだ後も恨まれそうなので、自分が死んだときの備えとして団信(団体信用生命保険)に加入しています。
これで安泰に35年借金地獄生活をしつつ、万が一に自分が死んだら完済ハッピーになる万全な体制になっているはずでした。
ところが、事件は起こります。2017年3月のことでした。
団信の運営会社、住宅金融支援機構が全国の団信契約者のクレジットカード情報をはじめとする個人情報を漏えいさせたのです。
無論、管理人もこの被害者の一人です。
クレジットカード情報(セキュリティーコード含む)、住所、氏名、電話番号など管理人の個人情報を根こそぎ流出されました。
クレジットカードの再発行手続きや、各種サービスのクレジットカード払いの再申し込みなど、大変な苦労をしました。
これに関して住宅金融支援機構がしてくれたこと・・・。
情報漏えいに関するお詫びの手紙だけでした。
消費者をなめられては困る。
・・・団信を解約することを決意したのでした。
もちろん解約するからには策があります。
生命保険の一種、「収入保障保険」に加入するのです。
収入保障保険は、管理人が万一死んだ場合に、毎月一定額が残された家族に振り込まれる保険商品です。
終身生命保険などに比べて掛け金が低いことが特徴で、団信と同等の保障内容であれば、保険料を半額以下に抑えることができます。
まずは、収入保障保険について教えてもらい、また、保険料がどの程度安くなるのか見積もってもらうために保険ショップに足を運ぶことにしました。
ほけん選科に行ってみました
収入保障保険の相談先として選んだ保険ショップは「ほけん選科」です。
あまり聞きなれないお店ですが、家から一番近かったのでここにしました。
管理人は、こうした類の保険ショップには行ったことがなかったので、まずは予約もなしに突撃です。
管理人「こんちゃ~。生命保険について見積もりをお願いしたくてきましたー。」
店員さん「承知しました。ご準備しますので、あちらの椅子でお待ちくださいませ。」
店の中に5つほどのブースがあってうちの1つのブースでは店員さんとお客さんが相談されていて他のブースはガラガラでした。
お店が空いている方が予約なしの管理人には好都合です。
しばらくすると、面談ブースに案内されました。
営業スマイルを湛えた、ベテラン風おじさん店員さんが対応してくれました。
まずは、ということで、「ほけん選科」のお店の説明をしてくれます。
全国に20以上の店舗があって~、国内の保険会社はほとんどカバーしていて~、などなどです。
店員さん「ところで、本日は、どういったご用件でしょうか?」
管理人「あのぉ、実はフラット35の団信を解約して代わりに収入保障保険を契約しようかと悩んでまして・・・。」
店員さん「なるほど。そういったお客さまもよくいらっしゃいますよ。間違いなく団信から収入保障保険に乗り換えた方が、保険料は安くなりますよ。それでは・・・・」
と収入保障保険の基礎を説明してくれました。
収入保障保険は保障額が徐々に減っていく三角型の保険でして、7大疾病にかかってある条件を満たすと以後の保険料払い込みが不要になるオプションがあって・・・
などなど丁寧に教えてくださいました。
ほけん選科からおすすめされた収入保障保険は・・・
そのうえで、ほけん選科から保険料が安いお勧めの紹介された収入保障保険は2つの商品でした。
- リンククロスじぶんと家族のおまもり(損保ジャパン日本興和ひまわり生命)
- メディフィット収入保障(住友生命グループ メディケア生命)
2017年度まではメディフィット収入保障が業界最安だったそうですが、2018年春の生命保険料引き下げのタイミングでリンククロスが保険料を大きく引き下げたため、現在で保険料が一番最安な収入保障保険は「リンククロスじぶんと家族のおまもり」との説明でした。
とここで、詳細見積もりのためには必要なので、と促され、名簿と個人情報取扱書に記載します。
このことで保険会社から勧誘があったりはないのでご安心くださいとのことでした。
主な記載内容は、氏名、生年月日、年齢、勤務先、年収、住所、妻や子の有無などでした。
年収は何となく実際の額を書きたくなかったので、低めにサバを読んで記載しました。
名簿の記入が終わると、早速収入保障保険の見積もりをしてもらいます。
店員さんと相談しながら決めた見積もり条件はこんな感じです。年金月額は、現在の住宅ローンの毎月返済額に合わせました。
- 無配当無解約返戻金型収入保障保険(最低保証期間2年・平準払込方式)
- 契約年齢:33歳
- 性別:男性
- 保険期間:65歳まで
- 保険料払込期間:65歳まで
- 年金月額:11万円
- 7大疾病・就労不能保険料免除特約:あり
- 契約者の健康状態:非非喫煙者健康体
ちなみに、分かりにくくて店員さんが補足説明してくれたのがこちら。
- 最低保証期間2年とは:保険満了の65歳に近くなってきて、64歳6ヵ月に被保険者が死亡した場合には、本来残り6ヵ月×11万円=66万円しか保険金がもらえないことになります。でもこの最低保証期間を2年としておけば、64歳6ヵ月から2年分は保険金を受け取れる、というものです。5年も選べますが、繰上返済をして65歳近くにはすでに住宅ローンを完済しているはずなので最低保証期間はミニマムの2年にして頂きました。
- 平準払込方式とは:通常、保険料は毎月一定額を保険会社に払い込みます。これを平準払込方式といいます。一方で、若いうちに保険料を多めに支払い、年月の経過とともに払込額が減少していくのが逓減方式です(リンククロスで逓減方式は設定されていませんが)。
- 7大疾病・就労不能保険料免除特約とは:がんと診断されたときのほか、急性心筋梗塞、脳卒中、慢性腎不全、肝硬変、糖尿病、高血圧性疾患などになり、かつ保険会社の定める条件に適合したときには、以後の保険料の払込が免除になる特約です。がんについては、診断さえされれば特約が適用されますが、それ以外の6つの病気については病気にかかったからといって直ちに適用されるわけではなく、60日以上働けなくなった場合、手術したときなど割とキビシー条件をクリアしないと払込免除の適用にはならないとのこと。実際に適用された事例の92%が「がん」と診断された場合らしいです。
- 契約者の健康状態とは:契約者の健康状態が良ければ、死亡リスクも下がることから、保険料を割り引く仕組みです。昔の日本では、健康な人もタバコを吸う人もそうでない人も皆一律の保険料だったそうですが、リスクの考え方の進んだ米国などでは、健康でタバコを吸わない人を優遇する仕組みがあり、これが導入されたものだそうです。「非非喫煙者健康体」の基準としては、「タバコを1年以上吸っていない」、「BMIが18~27の間」、「最高血圧が140mmHg未満」、「最低血圧が90mmHg」未満です。
リンククロスの保険料の見積もり結果
上記の条件で見積もりしてもらった保険料がこちらです。
リンククロスの月額保険料:2893円
比較のために、ということで「メディフィット収入保障」についても保険料を出してもらいました。
見積条件は上に書いた「リンククロスじぶんと家族のおまもり」と同じです。
保険料の見積もり結果は・・・・
メディフィット収入保障の月額保険料:3371円
「メディフィット収入保障」の保険料を「リンククロスじぶんと家族のおまもり」の保険料と比較すると差額が478円(16%)です。
1年だと、478円×12ヵ月=5736円
35歳から65歳までの30年間だと、5736円×30年=17.2万円
結構大きな差ですね。
収入保障保険の保険料は団信の6割減!
管理人が現在、機構団信に支払っている保険料は年額で約14万円です。
一方、「リンククロスじぶんと家族のおまもり」の収入保障保険の場合には、2893円×12ヵ月=3.5万円です。
え、収入保障保険の保険料は団信の1/4で済むの?と勘違いしてしまいそうですが、実はそこまでの差はありません。
機構団信の場合、住宅ローン残高の一定割合分が保険料になるので、返済が進んで住宅ローン残高が減るにつれて保険料も下がってきます。
ということで、65歳に住宅ローンを完済するまでの保険料総額で比較する必要があります。
管理人が借金返済までに機構団信に支払う保険料を機構団信のホームページでシミュレーションしてみると、約270万円となりました。
ちなみに、フラット35の機構団信には、3大疾病保障(3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)が原因で一定の要件に該当した場合、残りの住宅ローンを全額弁済する制度)はつけていません。
一方、「リンククロスじぶんと家族のおまもり」の保険料の総支払額は、3.5万円×30年=105万円です。
なんということでしょう。
収入保障保険にすれば団信より保険料が約165万円も減る結果となりました。105万円÷270円=39%なので、なんと6割も保険料が減る計算です。
この浮いた保険料で、管理人のお小遣いを増やしてもらおうかしら、グフフとかいろいろ妄想してしまいます。
店員さんの営業トークはとりあえずあしらって・・・
店員さん「いかがでしょうか?かなりお安いですよね♪団信を収入保障保険に変えると、当然ながら保険料は下がります。ですので、その浮いた保険料で終身生命保険やがん保険充実させるのがおすすめです・・・」
さすが保険ショップの店員さんです。さらにほかの生命保険も売り込もうと営業をかけてきます。
気の弱い管理人は、このまま保険ショップの店員さんの話を聞いているとうまい話に乗せられて他の保険も契約させられそうになってしまうので、今日の来店目的は収入保障保険の見積もりだということをお伝えして、そそくさとその場を後にしたのでした。
結論:ほけん専科おすすめの収入保障保険はリンククロスで、機構団信より保険料を6割減らせる!
さて、いかがでしたでしょうか?
結論としては、こんな感じです。
- 保険ショップ「ほけん選科」におすすめして頂いた収入保障保険は、損保ジャパン日本興和ひまわり生命の「リンククロスじぶんと家族のおまもり」
- この保険をフラット35機構団信の代わりにすれば、保険料は約6割減らせる
なお、2点目はあくまで、管理人の住宅ローン借り入れ高、団信の契約内容、収入保障保険の見積もり条件の場合です。ご自身についてどうか、については、実際に保険ショップを訪れて試算されることをお勧めします。
それでは!