このページでは、中古車の一括査定申し込みサイトを利用する際の注意点をご紹介しています。
管理人は、2018年10月に愛車を手放す際にインターネットの中古車一括査定サービスを申し込んだのですが、直後からひっきりなしに電話がかかって来て大変なことになりました。
中古車一括査定サイトを使えば自分であちこち電話をかける必要はないですが、それなりに大変な目にも遭います。この記事に書いてある注意点を参考に有効に一括査定サービスを利用しましょう。
目次
管理人が中古車一括査定サイトを利用したきっかけ
管理人が中古車一括査定サイトを利用するきっかけになったのは、新車への乗り換えです。
車の乗り換えに伴って今の所有車を売却しようと考えたためです。
ディーラーに下取りを頼む際に、自分の車の相場を知っていなければ安く買いたたかれるだけです。
ディーラーのいい“カモ”にならないように、あらかじめ自分の所有者の相場を知っておきたいと考えため、一括査定サービスの利用を決めたのでした。
管理人はカーセンサーnetの中古車一括査定サービスを利用しました
中古車一括査定サービスは、いまやネット上でいろんなサイトから提供されています。価格.com、ナビクル、楽天オートなどなどです。
数ある中古車一括査定サイトのうち、管理人が利用したのはカーセンサーnetです。
検索上位に出てきたし、知名度もあるし、ということで特に考えることもなくカーセンサーnetを選んだのでした。
一括査定サービスに車と管理人の個人情報を登録!
カーセンサーnetの一括査定サービスを利用するためには、まず、査定に必要な情報をweb上で入力します。
入力項目はが多くて結構大変ですが、少しでも今の車を高く売るためです。頑張って入力します。車の状態に関する入力項目はこんな感じです。
- メーカー
- 車名
- 年式
- グレード
- 車のタイプ
- 色
- ドア数
- ハンドル
- 燃料
- ミッション
- 駆動方式
- 排気量
- 走行距離
- 車検時期
- 事故歴
- 車の状態
- 売却希望時期
- 型式
- 装備
- その他オプション等
この他、本人の住所、氏名、メアド、電話番号などを入力します。個人情報が査定業者にばらまかれるのはいい気分ではないですが、車を高く売るためです。ここはがまんです。
なお、住所は郵便番号のみでよく、番地までは入力不要でした。一応、個人情報には配慮してくれているようです。
中古車買取業者10社に一括査定!
入力すると、「査定依頼が可能な買い取り業者」として10社が表示されました。注記でおうちから近い順と記載されていたため、先に記入していた住所を査定業者のデータベースに照らし合わせて表示したものと思われます。
ここで、チェックマークを入れて10社のうち何社に依頼するかを選ぶことができたのですが、何も知らない管理人は10社全てにチェックをしてしまったのでした。これで後悔することに・・・
査定可能会社数をアピールしている買取業者も多いですが、多ければよいという問題ではありません。あまりたくさんの業者に同時に査定を申し込むともう大変なことになります。。
実際に何社に(どこに)査定依頼すればよいかは後でご紹介しています。
送信直後から電話攻撃が始まりました
管理人が一括査定サービスの申し込みボタンを押したのが朝の7時頃だったのですが、1時間後の8時頃から買い取り業者から電話がひっきりなしにかかってくるようになりました。
管理人の場合は朝がはやかったのでしばらくたってから電話がかかってきましたが、恐らく、買い取り業者の営業時間内に申し込みボタンを押していたら直後から電話が鳴り始めると思われます。
電話で毎回聞かれるのは中古車査定依頼の目的と売却時期
査定の申し込み後、色んな業者から電話がかかってきましたが、大体聞かれるのがこの2点でした。
・質問1:本当に売却目的か?
・質問2:売却予定はいつか?
1個目については、売る気もないのに査定だけお願いしてきているのではないよね、ちゃんと売る気あるよね、という確認です。
この質問をされたときに、例えば、
「ディーラーに下取りしてもらうときの交渉ネタにするために相場だけ知りたいんです!」
と正直に答えると、査定を断られる可能性もあるので、シンプルに車の買い換えに伴う売却目的だと答えるとよいでしょう。
2個目の質問に対しては、売却しようと思っている今の予定をそのまま伝えればよいです。管理人の場合には新しい車を大体1ヶ月くらいで購入しようと考えていたため、その旨を伝えました。
管理人は大して考えることもなくこの質問に答えましたが、実はこの質問「売却時期はいつか?」は買い取り側が査定する際にとても大事な情報です。
中古車の相場は常に変動しています。中古車業者は、買い取った車を自社の店頭に並べて売るか、業者のオークション(オートオークション)にかけて売りさばきます。このときにいくらで売るかを常に頭に描き、それから利益や整備費用を引いた分を買い取り額に設定するのです。
数週間後に車を買い取って直ちに売る場合には、直近の相場データを使って買い取り価格を決めれば大きなはずれはありませんが、数ヵ月後に買い取ってその後に売る場合には、数ヵ月後の売却価格を予想して今買い取り価格を回答しなければならないことになります。
これは買い取り業者にとって非常に困難です。未来は誰にも言い当てられないからです。ということで、買い取り時期が2~3か月後ととなると、低い値段しかつけられません、となるわけです。
ということで、どの買い取り業者も早く売ってね、とプレッシャーをかけてくるのです。
ビックモータから査定のために来店してほしいと言われる
さて、一括査定を申し込んだ10社のうち、一番最初に電話がかかってきたのはビッグモーター(BIG MOTOR)でした。
先ほどご紹介したような質問に淡々と答えると、オペレータの女性から、実際に車を見て査定したいので、まずは近くのビッグモーターの店舗に車を持ってきてほしいと言われます。
一括査定素人の管理人は、事前に送った売却車両に関する情報と、電話でのやり取りで査定額をはじき出してもらえると思っていたため、車を持って来いという発言には面くらいました(だったらネットに入力した情報は何だったんだ!)。
家族持ちで肩身の狭い管理人は、土日に予定を入れるのにも家族にお伺いをたてなければならないため、その場で予定を回答することができません。
とりあえず、こちらから後日、来店日を連絡するとだけ伝えて電話を切ったのでした。
後で考えると、ここで「はい、持っていきます」と答えなくてよかったと思っています。後ろの方で書いていますが、一旦店舗に足を運ぶとなかなか帰れなくなってしまっていたと思われるためです。
ネクステージからも車を店舗に持ち込んでほしいと言われる
2番目に電話がかかってきたのは、「ネクステージ」(NEXTAGE)という中古車買い取り業者でした。この会社からもビッグモーターと似たような質問をされ、やはり一度店舗に車を持ち込んでほしいと言われました。家族の予定が最優先の管理人は、これにもまた予定を確認してからこちらから連絡しますと言って電話を切ったのでした。
ちょっとうんざりしてきました。
カーチスは無料出張査定に来てくれる
気を取り直して3社目。「カーチス」という中古車買い取り業者からの電話でした。同じような質問をされた後、なんと「一度伺ってお車を拝見したいのですが・・・」と言ってくれました。わざわざ家まで車を見に来てくれるなら楽チンです。夕方以降にすれば家族の予定も気にせずにすみます。
では、ということでその日の夕方に出張無料査定に来てもらうことにしました。
ガリバーは車検証のみで電話口で査定してくれる
4社目に電話がかかってきたのは、「ガリバー」でした。テレビでもよく宣伝しているので管理人もよく知っていました。
ガリバーは他の買い取り業者とは見積もりの仕方が少し違っています。なんと車検証さえ準備すれば、電話だけで見積もりが完結するというのです。車検証が手元になかったので、後で手元に準備してから掛けなおすと言って電話を切ったのでした。
他の買い取り業者はいずれも無料出張査定をしてくれるところでした
5社目以降は、いずれも無料出張買い取り査定してくれる業者でした。無料で来てくれるのはありがたいですが、毎度毎度見積もりしてもらって売ってもらえませんかというプレッシャーに耐えるのは容易なことではありません。
このうち、2社だけ(JACとNKオート)に査定に来てもらうことにして後の業者は全て断りました。この際の断り方としては、他の業者の対応で予定がパンパンなので、少し落ち着いてからこちらからかけ直します、と言っておきました。しつこく引き下がられるかと思いましたが、向こうも慣れているのか、すんなりと、ではお待ちしております~。といった対応が多かったです。
ゆーぽすからは他の業者との同時出張査定を提案される
ちなみに断った業者のなかで印象的だったのが「ゆーぽす」です。「他の買い取り業者の対応で予定がパンパンです」、と伝えたところ、「何社も対応するのが大変でしょうから、他の業者さんがこられるタイミングで我々も同席さえてください!そうすれば、一度ですみますよ♪」と提案してきたのです。
これは管理人にとっては予想外の提案でした。他の競合他社が側にいるだけでお腹がきりきりしそうなのにそれを敢えて提案してくるとはこの業界も競争がかなり厳しいんだなぁと実感します。
せっかくの提案でしたが、我が家の前の車におじさんたちが寄ってたかって中古車買い取りの話をするのもご近所さんの目が気になるので、お断りしました。
話によれば、車のオーナー側から一度に10社程度呼び寄せて査定をさせて一番高値のところに売る、という猛者もいるそうです。
ガリバーの電話無料査定を受けました
今回一括査定をお願いした買取業者はそのほとんどが実車を見ないと査定できないと言って現物を確認しに来るか、店舗に持ち込んで欲しいと言ってきました。
これと対照的だったのが、ガリバーです。ガリバーの場合は、車検証を準備すれば電話口のみで買い取り価格を決めてくれるとのことでした。
このため、車検証を準備して実際に見積もりしてもらいました。電話口で聞かれた質問はこんな感じです。
- 走行距離
- 車の用途(通勤、土日のみ、など)
- 内装・外装の傷の程度
- タバコを吸うか、ペットを載せるか
- 車検証の情報(ナンバー、車台番号、初度登録年月、型9式指定番号、種別区分番号)
ヒアリングとしてはほんの5分程度だったと思います。査定した後電話します、と言われて電話を切ってから15分くらい後に電話があり、査定額を教えてくれました。
結果はずばり、今後3週間で買い取る、という前提で25万円とのことでした。他の出張買取業者も大体25~30万円の買い取り額を提示してきていたので、現物を見ていないというリスクを取っているところから考えると妥当な金額と言えます。
心配なのは、ガリバーの場合には現物を見ていないということです。電話ではそんないい金額を提示しておきながら、現物を見たらやっぱりここ傷あるからその金額では買い取れませんとか言ってくるかもしれません。
その点についてガリバーの買い取り担当者Mさんに聞いてみると、電話で聞いた内容が正しい限りは、伝えた金額で確定で、その後変更することはないとのことでした。結局ガリバーでは売却しなかったので、この真偽は定かではありませんが、電話で査定が全て済んでしまうのは楽チンです。
その後、ビッグモーターから無料出張査定の電話が!
ビッグモーターは最初に電話をくれた時には、近くの店舗まで持ち込んで欲しいと言ってきたので、家族の予定を確認してから店舗に行く日を連絡する旨を伝えていましたが、他の業者の対応で忙しくほったらかしにしていました。
それにしびれを切らしたのか、次に電話がかかってきたときには無料出張査定に伺わせてください!という言い方に変わっていました。
他の買い取り業者の対応でやや疲れていた管理人はやや強気にでます。
「他の業者に査定してもらって大体金額は分かっているので、それよりも高い値段を付けてくれるなら考えますが・・・」
とかなり上から目線な回答をしてみました。
ビッグモーターの担当者の方は「むー。と一瞬黙り込んでしまいましたが、ちなみに他の業者はいくらくらいの値段を付けられましたか?」と聞いてきます。
すかさず管理人は、「一番高いところで30万円くらいです」と査定業者の査定幅の上限を伝えます。
ビッグモーターの担当者の方は、一度データベースで確認します、と言って一度電話を切り、数分後に再度電話がかかってきました。「30万円を超えられないことはないのですが、雀の涙ほどになってしまうので・・・」ということで、やんわりと辞退の意を伝えてきました。
無料出張査定をしてくれたカーチスは結局査定額を教えてくれず・・・
無料出張査定をお願いした業者の一つがカーチスでした。
今決めてください!的な前のめりな営業さんでしたが、査定一社目だったということもあり、即断はできない旨をお伝えしたところ、また心が決まってから連絡してください、と明確な査定額は教えてくれませんでした。
このときのやり取りの詳細はこちらのページでご紹介しています。
結局、中古車買い取り業者「NKオート」に売却
結局、管理人は以下の中古車買い取り業者に査定をお願いしました。
- ガリバー(Gulliber)
- カーチス
- JAC
- NKオート
査定金額は以下の通りでした。ちなみに車はホンダのインサイトです。9年落ち、走行距離7万km程度です。
- ガリバー(Gulliber):25万円
- カーチス:30万円
- JAC:30万円
- NKオート:33万円
これらの結果から、NKオートに売却することに決めたのでした。NKオートは兵庫県三木市の超ローカルな買い取り業者さんでしたが、かなり無理を言って他社よりも1割り程度高い価格で買い取って頂きました(感謝も込めて一応、宣伝)。
NKオートで売却を決めたときのやり取りはこちらでご紹介しています。
中古車査定一括サイト利用時の注意点
さて、今回しつこい電話攻撃に遭ったり、中古車査定業者との交渉に気をもんだりと苦労しましたが、査定相場よりもかなりいい条件で愛車を売却することに成功しました。
この管理人の経験から言える中古車査定一括サイト利用時の注意点をご紹介します。
注意点1:中古車一括査定を申し込むタイミングは新しい車の値引き交渉直前がベスト
中古車一括査定を申込むタイミングは、新しい車の車種が決まり、ディーラーとの値段交渉が始まる直前(ディーラーに下取りを頼む直前)くらいがよいでしょう。予めディーラーにも予定の納期を聞いておくのがよいです。
ディーラーに下取りを頼む場合、事前の他社の買い取り業者の査定額なくしては、安く買い叩かれる可能性が高く、これを防ぐためにもディーラーに下取りを頼む前には買い取り業者の査定額を知っておく必要があります。
逆に、車種も絞りこんでいないような状況で査定を申し込むと、売却時期を明確に決めてもらわない限りは査定できない、もしくは、安い査定額しかお伝えできないということになります。
このため、中古車の一括査定を申し込む時期は、ディーラーとの下取り価格も含めた値引き交渉が始まる直前がベストと言えます。
注意点2:ビッグモーター、ネクステージの来店させる罠にはまってはならない
管理人が依頼した業者の中でビッグモータとネクステージは、まず来店して欲しいと言ってきました。
無料出張査定サービスを謳う業者が多い中、これらの会社が来店を勧める理由は2つあります。
1つ目は、出張経費削減です。管理人が売却したかった所有車は購入から9年経過して走行距離も7万kmとそこそこ走った車です。売却価格としてはせいぜい20~30万円といったところです。この程度の安い車の場合には、買い取り業者の中にはわざわざ出張するまでもないと判断するところも多いようです。出張査定に行くか、来店させるかを決める目安は売却価格50万円程度のようです。
2つ目は、買い替えの車もそこで買ってもらうためです。買い取り業者にしてみれば、客自ら店舗に来てくれ、中古車買い取りでき、さらに客に買い替えの車も売れれば、一石三鳥です。査定というのは名目の一つであわよくば、ということで買い替え用の中古車も在庫車の中から勧めてくるのです。こうした誘いに乗って実際に店舗に足を運んでしまったが最後、営業から引き留められなかなか店舗から帰らせてもらえなくなってしまいます。他社との査定額比較どころじゃありません。
無料で出張査定してくれる業者はたくさんあります。わざわざ店舗まで出向く必要はないので、来店を進められた場合にはきっぱりと断りましょう。管理人は来店日をまた後日連絡する、と言って電話を切ったっきり何の連絡もしませんでしたが、その後向こうからしつこく勧誘されることはありませんでした。
注意点3:電話だけで査定してくれるガリバーには査定申込をしておこう
今回一括査定した業者の中で、唯一電話だけで見積もりしてくれたのがガリバーでした。
電話での査定も10~20分程度で済むので、出張査定のように営業担当をあしらうのに苦労する必要もありません。相場を手軽に知ることができるので、ガリバーに最初の査定をしてもらうのは無駄ではありません。
管理人の場合には査定額がいまいちでしたが、意外とよい値段をつけてくれるかもしれません。査定額がいまいちだった場合には、遠慮なく踏み台にしましょう。
注意点4:中古車査定業者は4社で十分
今回、管理人が無料一括査定サービスを頼んだ経験からは、一括で査定を申し込むのは4社程度で十分です。
電話で見積もりしてくれるガリバーに加え、無料で出張査定してくれる買い取り業者3社の合計4社で競合させましょう。これ以上多いと、出張査定業者の対応が大変ですし、相場はほぼ決まっているので、たくさんの業者に査定してもらっても上限はほぼ同じところに落ち着きます。
買い取り業者は以下のような特徴が異なるグループからそれぞれ1社ずつ選ぶとよいでしょう。
- ガリバー(電話のみで査定してくれてお手軽)
- 大手買取業者(BIG MOTOR、カーセブン、アップルなど)
- 中堅買取業者(カーチス、JAC、ユーポスなど)
- ローカル買い取り業者(地元の中小買い取り業者)
注意点5:中古車の買い取り相場は業者専門のオートオークションの相場で調べよう
無料一括査定を申し込まなくでも実は中古車買い取り相場を把握する方法があります。
それは、専門業者が利用するオートオークションの相場の公開サイトを利用することです。
中古車買い取り業者が買い取った車を売る際にもよくオートオークションが使われますので、買い取り相場と大体一致します。
オートオークション相場を調べるには以下のようなサイトがおすすめです。
- オークサポート(「相場」のタブで車種と年式などを指定)
- カーオークション.jp(「相場情報」のタブで車種と年式などを指定)
- 中古車ひろば(業者に問い合わせ、会員登録必要)
注意点6:鉄のハートを持つ
中古車一括査定サイトを利用すると、いろんな買取業者からこんな類の甘い言葉をかけられます。
「相場としては〇〇万円ですが、今、決めて頂けるなら☓☓万円で買い取りますよ♪でも、先になるならこの買取価格はお約束できません。」
ここで「うん」と言ってしまえば楽になれます。競合他社とのの面倒な交渉も不要です。
ですが、ここで安易に妥協してはいけません。
より高額な査定額を引き出すには二つ返事でOKしてはいけません。買い取り業者には一度お引き取り願うか、すでに何社か査定済であればその場で待たせて競合他社に電話で行き来し、徐々に査定額を釣り上げていくようにしましょう。
ここでも、キリキリするようなことを業者から言われるかもしれませんが、それは営業トークと割り切って冷徹に高額な査定額を提示してくれた業者に売却を決めるとの心を貫徹しましょう。